Chromeの新規タブページを以前の表示に戻す方法 for Ver.33以降

以前記載したchrome://flagsを弄る方法がver.33以降使えなくなってしまったので、別の方法を記載する。

2つの方法をあげる。ひとつは拡張機能を導入せずに、素のChromeで無理矢理対処する方法、もうひとつは拡張機能を使って対処する方法である。

(この記事ではOS XChrome 34.0.1847.131を用いた)

拡張機能を使わない方法

この方法では、ホームページをAppsのページに指定し、キーボードショートカットでホームページに移動する。

  1. Command + ,で設定ページchrome://settingsを開く。
  2. Show Home button下のChangeをクリックし、ホームページをchrome://apps/に指定する。 f:id:kamosidhe:20140502155946p:plain f:id:kamosidhe:20140502155602p:plain
  3. Command + Tで新規タブを開く。
  4. Command + Shift + Hでホームページを開く。

以上の方法で、ショートカットキーが一手間増えるが、新規タブでAppsを表示させることができる。

拡張機能(New Tab Redirect)を使う方法

この方法では、New Tab RedirectというChrome Extentionsを使って、新規タブページをAppsのページにリダイレクトする。

Chrome ウェブストア - New Tab Redirect

  1. New Tab Redirectをインストール。
  2. 拡張機能の設定ページを開き、Chrome Appsをクリックする。f:id:kamosidhe:20140502155423p:plain

以上で、新規タブページを開くと、自動でAppsページへリダイレクトされるようになる。

この拡張機能は基本的な動作はリダイレクトなので、他のポータルサイトに飛んだり、ローカルファイルを指定したりといったことが可能。また、リダイレクト先のアドレスを空欄にすることで、この拡張機能オリジナルの新規タブページを表示することも可能。Appsだけでなく、よく訪問するページやブックマークを同時に表示することができるので、興味がある方はOptionsなどを弄ってみて下さい。

(余談だがこの拡張機能の作者は、拡張機能に与えるPermissionをユーザーが選択可能にしてそのPermissionに関する説明も詳細にしており、誠実な印象を受けた。)

参考ページ

A new way to avoid Chrome's new 'New Tab' page | Computerworld Blogs
Chrome's Classic New Tab Page, No Longer Available
Issue 326788 - chromium - Provide a way to disable Instant Extended API (new tab page) - An open-source project to help move the web forward. - Google Project Hosting