iTunes MusicフォルダをiTunes Media方式へアップグレードする方法

iTunes 9以降、iTunes Music方式からiTunes Media方式に変更され、より多くのデータがiTunes Mediaフォルダ以下に格納されるようになった。これはiTunesをアップデートしても自動で変更されるものではないので、必要ならばマニュアルで変更しなければならない。

変更は必須ではないし、すっきりまとまる以外のメリットもよくわからないが、最新の仕様にしておくことで避けられる不具合もあるだろうという理由で自分は変更した。ちなみに一度iTunes Media方式へ変更すると、iTunes Music方式へは戻すことができないので、変更は慎重にバックアップを取ってから行うことを勧める。

iTunes Media方式へのアップグレード

アップグレードするには、iTunesを起動した状態でメニューバーより、ファイル > ライブラリ > ライブラリを整理の順に選択し、ファイルの整理方法を iTunes Media 方式にアップグレードを選択する。

詳しくは下記リンクを参照。

iTunes Musicフォルダの場所を変更していなければ、自動でiTunes Mediaにフォルダ名が変わるらしいが、自分の場合変わらなかった。
iTunes Musicフォルダ以下に存在したが、iTunesライブラリには登録されていなかったファイルが取り残されてしまうので、ライブラリの内容と見比べながら取捨選択すればアップグレードは完了。

iTunes MusicフォルダをiTunes Mediaフォルダに名称変更

iTunes Media方式に変更しても、フォルダ名がiTunes Musicのままでは居心地が悪いので、これを変更する。

下記リンクのiTunes Mediaフォルダを移動する方法を使う。実際には場所は移動させずに名前だけiTunes Mediaに変えることになる。ライブラリ全てのコピーを伴うためディスクに十分な空き容量が必要。また、同様にTime Machine用ディスクの容量に注意。

以上でライブラリの方式もフォルダの名前もiTunes Mediaに変更することができた。

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